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心がなければ良いものはつくれない

アートテン普及協会を設立して、まもなく2年になります。会員各位のご支援ご協力により順調に成長してまいりました。これ一重に、皆様のお陰と心から感謝と御礼を申し上げます。四半期に一度の発行の広報会誌も4号となり、皆様に親しくご愛読いただいております。

昨今の話題の一つに、やはり今年も猛暑の夏が予想されることです。5月の気温も例年よりはるかに高くインドではすでに50度を超え被害が報告されています。我国において近年では2010年が猛暑に見まわれ、米の作柄が1等米比率で64.4%と前年の2009年の83%を大きく下回ったデータがあります。2002年も大変な年でしたが、この時の65.8%をさらに下回った訳です。このような対応が難しい自然現象を克服する手立ては人類は持ちあわせておりません。宮沢賢治も「雨ニモマケズ」の詩の中で「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」とやりようのなさを表現しています。

しかし、アートテン技術を駆使した農業はこの20年の経験のみで物を申しますと、多くの自然現象を克服してまいりました。1等米比率で申し上げましても90%をはるかに超え98%を達成した農家さんもあります。猛暑による高温での気温の推移のため養分が十分に吸収されなかったことが原因とされていますが解決の手立てはありません。天候不順、気象変化の激変など、これはもう異常気象ではなく通常気象ととらえるべき地球環境の中にあります。これからの農業はこれらの激しい変化にも対応できる技術が求められます。今までの経験に基づく農業では苦戦を強いられます。アートテン技術農業は、物理や科学で正しく証明できるすごいものであることが近年わかってきました。だから美味しいものがたくさん収穫できるんだと驚きを隠せない事実が解明されています。もうしばらくお待ち下さい、精査中です。北大路魯山人が良いことを言っています。

「どんな作品をつくるにも、技術を超える心がなければ良いものはつくれない」

天然大自然のちからを味方に付けるためにはまず我の心が大切であることは、アートテン技術を使った農業をやってみれば良くわかります。良い仕事、すごい仕事をやる時はやっぱり人間の心が決め手になることは紛れもない事実であるようです。和歌山の泉果樹園さんは今年も良いこと尽くめです。南高梅の梅が今年も豊作です。近隣の他社は開花時期が天候不順でしたので深刻な状態になっています。ほぼ全滅という状態の中です。難しい天候気象に対応できている1つの例です。アートテン技術農業は明日への希望を開くすぐれた農業技術です。協会の広報会誌もさらに充実して皆様のご期待に応えたいと考えています。農業実践情報を協会までお寄せください。